2023年11月1日の為替・株価の振り返り

こんにちは、採掘師です。

2023年11月1日の為替・株価に関して、振り返りをします。

1日の振り返り

11月に入りましたが、10月最後の注目材料だったFOMCがありました。

31日から上昇しだしたドル円は、1日の日付が変わってから円高に振れ出していましたが、FOMC発表後に150円に向けて加速しました。

150円以上のポジションは攻めすぎない量で調整しつつ進めています。

逆に、クロス円がしっかりしているので豪ドル円で利益を伸ばすことができました。

2023年11月1日の成績

取引回数決済回数
22

為替

為替に関しては、午前6時〜翌日午前6時までの範囲でとりまとめています。

各通貨の強弱

株価の終値

日本株価指数

指数終値前日差
日経平均株価31,601.65742.80

米国株価指数

指数終値前日差
NYダウ33,274.58221.84
S&P5004,237.8644.06
ナスダック総合13,061.47210.23
ナスダック10014,664.91255.13

気になる経済指標

日本

本日発表の経済指標はありませんでした。

オーストラリア

公表時間通貨イベント前回予想結果
09:30豪ドル住宅建設許可件数【前月比】50.650.849.5

※公表時間は、日本時間で表示しています。

EU・スイス

公表時間通貨イベント前回予想結果
17:30フラン製造業購買担当者景気指数(PMI)44.945.040.6

※公表時間は、日本時間で表示しています。

アメリカ

公表時間通貨イベント前回予想結果
20:00ドルMBA住宅ローン申請指数【前週比】-1.0%-2.1%
21:15ドルADP雇用統計【前月比】8.9万人15.0万人11.3万人
22:45ドル製造業購買担当者景気指数(PMI:改定値)50.050.050.0
23:00ドルISM製造業景況指数49.049.046.7
23:00ドル建設支出【前月比】0.5%0.4%0.4%
23:00ドル雇用動態調査(JOLTS)求人件数961.0万件925.0万件955 .3万件

※公表時間は、日本時間で表示しています。

主要な重要イベント

  • 27:00:アメリカ【米連邦公開市場委員会(FOMC):終了後政策金利発表:5.25%-5.50%(据え置き)】
  • 27:30:アメリカ【パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長:定例記者会見】

為替変動要因まとめ

  • ドル円反落
    • 終値は150.95円と前日比で73銭程度のドル安水準。
    • 10月ADP全米雇用報告や10月米ISM製造業景気指数が予想より弱い内容だったことが分かると、米長期金利が大幅に低下し円買い・ドル売りが先行。
      • 米財務省が発表した四半期定例入札の規模が予想を下回ったことも金利低下につながり、ドルの重しとなる。
    • NY午後に入り、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果やパウエルFRB議長の会見内容が伝わると、米長期金利がさらに低下したため全般ドル売りが活発化。
      • 4時30分過ぎに一時150.66円と日通し安値を更新。
    • FOMCは、市場予想通りFFレート誘導目標を5.25−5.50%に据え置くことを決めたと発表。
      • 声明では「委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、委員会は金融政策の姿勢を適切に調整する準備がある」との姿勢を維持した。
      • パウエル議長は会見で「政策スタンスは制限的、引き締めの完全な影響はまだ感じられない」「これまでの進展を考慮し、FOMCは慎重に進んでいる」「FOMCは次回会合の行動についてまだ決定していない」「(利上げ)サイクルの終わりに近づいている」などと発言。
      • 市場では「想定ほどタカ派的な内容ではなかった」「2回連続で利上げを見送ったということは12月も金利据え置きの可能性があることを示唆。そうなればFRBの利上げサイクルが終了したことを意味する」との声が聞かれた。
    • FF金利先物市場ではFRBは利上げを終了し、来年6月までに利下げを開始するとの見方が強まった。