こんにちは、採掘師です。
2023年10月31日の為替・株価に関して、振り返りをします。
目次
1日の振り返り
日銀に政策金利発表があり、緩和継続が確認されると、ドル円は円高方向に大きく振れました。
また、拍車をかけるように為替介入の実態がなかったことが分かると一段高となりました。
前日までに貯めていたポジションをほぼ吐き出す形で、決済することができドル円・豪ドル円共に大きく利益を伸ばすことができました。
10月最後の取引でしたがしっかりとした利益を残せたのは良かったです。
2023年10月31日の成績

取引回数 | 決済回数 |
---|---|
3 | 31 |
為替
為替に関しては、午前6時〜翌日午前6時までの範囲でとりまとめています。
各通貨の強弱

株価の終値
日本株価指数
指数 | 終値 | 前日差 |
---|---|---|
日経平均株価 | 30,858.85 | 161.89 |
米国株価指数
指数 | 終値 | 前日差 |
---|---|---|
NYダウ | 33,052.74 | 123.91 |
S&P500 | 4,193.80 | 26.98 |
ナスダック総合 | 12,851.24 | 61.76 |
ナスダック100 | 14,409.78 | 74.28 |
気になる経済指標
日本
公表時間 | 通貨 | イベント | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
08:30 | 円 | 失業率 | 2.7% | 2.6% | 2.6% |
08:30 | 円 | 有効求人倍率 | 1.29 | 1.30 | 1.29 |
08:50 | 円 | 小売業販売額【前年同月比】 | 7.0% | 5.9% | 5.8% |
08:50 | 円 | 百貨店・スーパー販売額(既存店)【前年同月比】 | 6.0% | — | 4.5% |
08:50 | 円 | 鉱工業生産(速報値)【前月比】 | -0.7% | 2.5% | 0.2% |
08:50 | 円 | 鉱工業生産(速報値)【前年同月比】 | -4.4% | -2.3% | -4.6% |
14:00 | 円 | 消費者態度指数(一般世帯) | 35.2 | 35.0 | 35.7 |
14:00 | 円 | 新規住宅着工戸数【前年同月比】 | -9.4% | -4.7% | -6.8% |
※公表時間は、日本時間で表示しています。
オーストラリア
本日発表の経済指標はありませんでした。
EU・スイス
公表時間 | 通貨 | イベント | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
16:30 | フラン | 実質小売売上高【前年同月比】 | -1.8% | -1.9% | -0.6% |
19:00 | ユーロ | 四半期域内総生産(GDP:速報値)【前期比】 | 0.1% | 0.0% | -0.1% |
19:00 | ユーロ | 四半期域内総生産(GDP:速報値)【前年同期比】 | 0.5% | 0.2% | 0.1% |
19:00 | ユーロ | 消費者物価指数(HICP:速報値)【前年同月比】 | 4.3% | 3.1% | 2.9% |
19:00 | ユーロ | 消費者物価指数(HICPコア指数:速報値)【前年同月比】 | 4.5% | 4.2% | 4.2% |
※公表時間は、日本時間で表示しています。
アメリカ
公表時間 | 通貨 | イベント | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
21:30 | ドル | 四半期雇用コスト指数【前期比】 | 0.0% | 0.1% | 0.0% |
22:00 | ドル | 住宅価格指数【前月比】 | 0.8% | 0.5% | 0.6% |
22:00 | ドル | ケース・シラー米住宅価格指数【前年同月比】 | 0.1% | 1.6% | 2.2% |
22:45 | ドル | シカゴ購買部協会景気指数 | 44.1 | 45.0 | 44.0 |
23:00 | ドル | 消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード) | 103.0 | 100.0 | 102.6 |
※公表時間は、日本時間で表示しています。
主要な重要イベント
- 12:00:日本【日銀・金融政策決定会合(2日目):政策金利発表:-0.10%に据え置き】
- 12:00:日本【日銀展望レポート】
- 15:30:日本【植田和男日銀総裁:定例記者会見】
- 19:00:日本【外国為替平衡操作の実施状況(介入実績):0円】
為替変動要因まとめ
- ドル円大幅反発
- 終値は151.68円と前日比で2円58銭程度のドル高水準。
- 日銀は今日まで開いた金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の運用を再び柔軟化することを決めたものの、市場では「微修正にとどまった」と受け止めから、終日円安が進む。
- 欧州の取引時間帯である19時には財務省が9月28日−10月27日の為替介入額がゼロだったことを公表。
- 市場で浮上していた10月初旬の政府・日銀による為替介入観測を打ち消す格好となり、円売りを後押しした。
- NY市場に入ると、7−9月期米雇用コスト指数や8月米ケース・シラー住宅価格指数、10月米消費者信頼感指数など、予想を上回る米経済指標が相次いだことでドル買いが活発化。
- 節目の151.00円を上抜けて、取引終了間際に一時151.72円と昨年10月21日以来約1年ぶりの高値を更新。
- 同日の高値151.95円がレジスタンスとして意識されると151.07円付近まで押し戻される場面もあったが、下押しは限定的。