2023年10月11日の為替・株価の振り返り

こんにちは、採掘師です。

2023年10月11日の為替・株価に関して、振り返りをします。

1日の振り返り

地政学リスクが燻る中での取引が続いています。

11日は、米国の卸売物価指数(PPI)の発表がありました。

数字が強く出た割には、ドル円の動きは限定的となっていることからも、市場の関心がインフレから徐々に離れていっているのではと推測します。

現状では、ドル高要因(原油高など)とドル安要因(戦争等)が拮抗している状況であることを踏まえると、ドル円がどちらに抜けてくるかが注目されます。

個人的には、現状の148円前半から149円前半のレンジはしっかり稼げているので、続いて欲しいと思っています。

2023年10月11日の成績

取引回数決済回数
68

為替

為替に関しては、午前6時〜翌日午前6時までの範囲でとりまとめています。

各通貨の強弱

株価の終値

日本株価指数

指数終値前日差
日経平均株価31,938.50175.00

米国株価指数

指数終値前日差
NYダウ33,804.8765.57
S&P5004,376.9518.71
ナスダック総合13,659.6896.83
ナスダック10015,241.12109.60

気になる経済指標

日本

本日発表の経済指標はありませんでした。

オーストラリア

本日発表の経済指標はありませんでした。

EU・スイス

本日発表の経済指標はありませんでした。

アメリカ

公表時間通貨イベント前回予想結果
20:00ドルMBA住宅ローン申請指数【前週比】-6.0%0.6%
21:30ドル卸売物価指数(PPI)【前月比】0.7%0.3%0.5%
21:30ドル卸売物価指数(PPI)【前年同月比】1.6%1.6%2.2%
21:30ドル卸売物価指数(PPIコア指数:食品・エネルギー除く)【前月比】0.2%0.2%0.3%
21:30ドル卸売物価指数(PPIコア指数:食品・エネルギー除く)【前年同月比】2.2%2.3%2.7%

※公表時間は、日本時間で表示しています。

主要な重要イベント

  • 27:00:アメリカ【米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨】

為替変動要因まとめ

  • ドル円続伸
    • 終値は149.17円と前日比で46銭程度のドル高水準。
    • 9月米卸売物価指数(PPI)が総合・コアともに予想を上回ったことが分かると円売り・ドル買いが先行。
    • 米10年債入札が「やや不調」に終わり、同債利回りが4.62%台まで低下幅を縮めると全般ドル買いが活発化し、3時過ぎには一時149.33円と日通し高値を更新した。
    • 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(9月19−20日分)では「当局者はインフレの鈍化を継続させるため、景気抑制的な政策を当面維持すべきとの認識で一致」「FOMCは慎重に進む位置にあるほか、政策はデータに基づいて決定され、リスクバランスを考慮するとの見解で全参加者が一致した」との見解が示された。