こんにちは、採掘師です。
2023年9月1日の為替・株価に関して、振り返りをします。
目次
1日の振り返り
今週の最も大きなイベントとして注目していたのが、米国雇用統計でした。
週のはじめから雇用に関する各種指標が弱く、その都度ドル円が下がるということを繰り返していました。
雇用統計も、失業率が予想よりも強い上昇をしたことで、ドル円は急落し、ポジションも積み上がる場面がありましたが、製造業購買担当者景気指数(PMI)の発表後からV字回復をし結局、雇用統計前よりも円安が進行するという結果となりました。
そのため、積み上がったポジションが一気に解消するという流れになり利益を大きく伸ばすことに繋がりました。
9月は、FOMCが予定されていますので、まだまだ為替は動いていくとおもいます。
しっかりと、ポジション調整をしつつ利益を上げていきたいと思います。
2023年9月1日の成績

取引回数 | 決済回数 |
---|---|
8 | 14 |
為替
為替に関しては、午前6時〜翌日午前6時までの範囲でとりまとめています。
各通貨の強弱

株価の終値
日本株価指数
指数 | 終値 | 前日差 |
---|---|---|
日経平均株価 | 32,727.50 | 135.00 |
米国株価指数
指数 | 終値 | 前日差 |
---|---|---|
NYダウ | 34,837.71 | 115.80 |
S&P500 | 4,515.77 | 8.11 |
ナスダック総合 | 14,031.82 | -3.15 |
ナスダック100 | 15,490.86 | -10.21 |
気になる経済指標
日本
公表時間 | 通貨 | イベント | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
08:50 | 円 | 四半期法人企業統計調査・ソフトウェア含む全産業設備投資額【前年同期比】 | 11.0% | 8.3% | 4.5% |
※公表時間は、日本時間で表示しています。
オーストラリア
本日発表の経済指標はありませんでした。
EU・スイス
公表時間 | 通貨 | イベント | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
15:30 | フラン | 消費者物価指数(CPI)【前月比】 | -0.1% | 0.2% | 0.2% |
16:30 | フラン | 製造業購買担当者景気指数(PMI) | 38.5 | 40.5 | 39.9 |
17:00 | ユーロ | 製造業購買担当者景気指数(PMI:改定値) | 43.7 | 43.7 | 43.5 |
※公表時間は、日本時間で表示しています。
アメリカ
公表時間 | 通貨 | イベント | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
21:30 | ドル | 非農業部門雇用者数変化【前月比】 | 18.7万人 | 17.0万人 | 18.7万人 |
21:30 | ドル | 失業率 | 3.5% | 3.5% | 3.8% |
21:30 | ドル | 平均時給【前月比】 | 0.4% | 0.3% | 0.2% |
21:30 | ドル | 平均時給【前年同月比】 | 4.4% | 4.4% | 4.3% |
22:45 | ドル | 製造業購買担当者景気指数(PMI:改定値) | 47.0 | 47.0 | 47.9 |
23:00 | ドル | ISM製造業景気指数 | 46.4 | 47.0 | 47.6 |
23:00 | ドル | 建設支出【前月比】 | 0.5% | 0.5% | 0.7% |
※公表時間は、日本時間で表示しています。
主要な重要イベント
主要なイベントはありませんでした。
為替変動要因まとめ
- ドル円反発
- 終値は146.22円と前営業日の145.54円と比べて約68銭のドル高水準。
- 8月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想を上回る18.7万人増となったが、6月と7月のデータが下方修正された。
- 失業率は3.8%と予想以上に悪化し、昨年2月以来の高水準を示した。
- 平均時給も予想を下回る0.2%増/前年比4.3%増となった。
- 雇用統計の結果から、米連邦準備理事会(FRB)による追加の利上げ観測が後退し、米国債金利の低下とドル売りが先行した。
- この流れにより、22時前には一時144.45円と日通しの安値を記録した。
- 8月の米製造業PMI改定値、ISM製造業景況指数、7月の米建設支出が予想を上回る強い結果を発表。
- これに伴い、米金利が上昇し、一転してドル買いが強まり、前日の高値146.25円を上回って、1時過ぎには146.29円まで価格が上昇した。
- 米長期金利の指標である米10年債利回りも、雇用統計発表後に4.05%台から4.19%台まで急上昇した。
- メスター米クリーブランド連銀総裁の発言が、インフレの進行があるもののまだ高すぎるとの見解を示し、失業率が低いことを指摘したことも、米金利の上昇に寄与した。