2023年8月31日の為替・株価の振り返り

こんにちは、採掘師です。

2023年8月31日の為替・株価に関して、振り返りをします。

1日の振り返り

米国消費支出(PCE)は、予想通りの結果で、失業保険申請件数および継続受給者数はマチマチだったことものありドル円は一時146円台に戻しました。

ただ、ロンドン16時のフィキシングに関連した円買いの流れが強く、一気に145円前半まで落とされてしまいました。

なかなか、利益を出せない1日でしたが、9月1日の雇用統計次第では大きく下にも上にも振れそうで怖いですね。

とはいえ、下値でしっかりと拾いつつ決済の時を待ちたいと思います。

2023年8月31日の成績

取引データなし

取引回数決済回数
100

為替

為替に関しては、午前6時〜翌日午前6時までの範囲でとりまとめています。

各通貨の強弱

株価の終値

日本株価指数

指数終値前日差
日経平均株価32,592.50240.00

米国株価指数

指数終値前日差
NYダウ34,721.91-168.33
S&P5004,507.66-7.21
ナスダック総合14,034.9715.66
ナスダック10015,501.0738.64

気になる経済指標

日本

公表時間通貨イベント前回予想結果
08:50対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)-2632億円4251億円
08:50対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)-7407億円-6038億円
08:50小売業販売額【前年同月比】5.9%5.4%6.8%
08:50百貨店・スーパー販売額(既存店)【前年同月比】4.1%5.5%
08:50鉱工業生産(速報値)【前月比】2.4%-1.4%-2.0%
08:50鉱工業生産(速報値)【前年同月比】0.0%-1.4%-2.5%
14:00新設住宅着工戸数【前年同月比】-4.8%-0.8%-6.7%

※公表時間は、日本時間で表示しています。

オーストラリア

公表時間通貨イベント前回予想結果
10:30豪ドル四半期民間設備投資【前期比】2.4%1.2%2.8%

※公表時間は、日本時間で表示しています。

EU・スイス

公表時間通貨イベント前回予想結果
15:30フラン実質小売売上高【前年同月比】1.8%-2.2%
18:00ユーロ失業率6.4%6.4%6.4%
18:00ユーロ消費者物価指数(HICP:速報値)【前年同月比】5.3%5.1%5.3%
18:00ユーロ消費者物価指数(HICPコア指数:速報値)【前年同月比】5.5%5.3%5.3%

※公表時間は、日本時間で表示しています。

アメリカ

公表時間通貨イベント前回予想結果
20:30ドルチャレンジャー人員削減数【前年比】−8.2%266.9%
21:30ドル個人所得【前月比】0.3%0.3%0.2%
21:30ドル個人消費支出(PCE)【前月比】0.5%0.7%0.8%
21:30ドル個人消費支出(PCEデフレーター)【前年同月比】3.0%3.3%3.3%
21:30ドル個人消費支出(PCEコア・デフレーター:食品・エネルギー除く)【前月比】0.2%0.2%0.2%
21:30ドル個人消費支出(PCEコア・デフレーター:食品・エネルギー除く)【前年同月比】4.1%4.2%4.2%
21:30ドル新規失業保険申請件数23.0万人23.5万人22.8万人
21:30ドル失業保険継続受給者数170.2万人170.3万人172.5万人
22:45ドルシカゴ購買部協会景気指数42.844.148.7

※公表時間は、日本時間で表示しています。

主要な重要イベント

  • 19:00:日本【外国為替平衡操作の実施状況(介入実績):0円】
  • 20:30:EU【欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨:公表】

為替変動要因まとめ

  • ドル円反落
    • 終値は145.54円と前営業日の146.24円と比べて約70銭のドル安水準。
    • 米連邦準備理事会(FRB)が重要視する7月の米個人消費支出(PCE)価格指数(コアデフレーター)は、変動の激しい食品とエネルギーを除いた部分で前年比4.2%上昇し、市場予想に合致。
      • これはインフレ圧力が持続していることを示すと受け取られた。
    • 同じく、8月の米シカゴ購買部協会景気指数は予想の44.1を上回る48.7となり、ドルの買い戻しを誘った。
      • その結果、23時前には一時146.23円付近まで価格が上昇した。
    • アジア時間に付けた日通しの高値146.25円が抵抗となり、その後失速。
      • ダウ平均の低下や米長期金利の下落による円買いとドル売りの動きもあり、3時30分前には145.35円と日通し安値を記録。
      • 市場では月末のロンドン16時のフィキシングに関連した円買いの流れも見られたとされる。