こんにちは、採掘師です。
2023年8月18日の為替・株価に関して、振り返りをします。
目次
1日の振り返り
ドル円は、一時145円を割る円高となっていますが、なんとか持ち直し145円前半をキープして終わっています。
中国の不動産破産報道に関連するドル売り圧力と円買い需要により、大きく下げています。
その中でも、18日は、終日円買い需要が強く前日比50%の強さでした。
21日からは、日本の市場関係者も戻ってきますし、海外の関係者もサマーバケーションから徐々に戻ってきますので、相場も動きやすい状況になるのではと思います。 また、来週はジャクソンホールでのFRB議長の発言がありますので、それに向けての動きもあるかもしれません。
2023年8月18日の成績

取引回数 | 決済回数 |
---|---|
10 | 2 |
為替
為替に関しては、午前6時〜翌日午前6時までの範囲でとりまとめています。
各通貨の強弱

株価の終値
日本株価指数
指数 | 終値 | 前日差 |
---|---|---|
日経平均株価 | 31,462.50 | -135.00 |
米国株価指数
指数 | 終値 | 前日差 |
---|---|---|
NYダウ | 34,500.66 | 25.83 |
S&P500 | 4,369.71 | -0.65 |
ナスダック総合 | 13,290.78 | -26.16 |
ナスダック100 | 14,694.84 | -20.97 |
気になる経済指標
日本
公表時間 | 通貨 | イベント | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
08:30 | 円 | 全国消費者物価指数(CPI)【前年同月比】 | 3.3% | 3.3% | 3.3% |
08:30 | 円 | 全国消費者物価指数(CPI:生鮮食品除く)【前年同月比】 | 3.3% | 3.1% | 3.1% |
08:30 | 円 | 全国消費者物価指数(CPI:生鮮食品・エネルギー除く)【前年同月比】 | 4.2% | 4.3% | 4.3% |
※公表時間は、日本時間で表示しています。
オーストラリア
本日発表の経済指標はありませんでした。
EU・スイス
公表時間 | 通貨 | イベント | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
15:30 | フラン | 四半期鉱工業生産【前年同期比】 | 3.4% | — | -0.8% |
18:00 | ユーロ | 建設支出【前月比】 | 0.2% | — | -1.0% |
18:00 | ユーロ | 建設支出【前年同月比】 | 0.1% | — | -0.3% |
18:00 | ユーロ | 消費者物価指数(HICP:改定値)【前年同月比】 | 5.3% | 5.3% | 5.3% |
18:00 | ユーロ | 消費者物価指数(HICPコア指数:改定値)【前年同月比】 | 5.5% | 5.5% | 5.5% |
※公表時間は、日本時間で表示しています。
アメリカ
本日発表の経済指標はありませんでした。
主要な重要イベント
主要なイベントはありませんでした。
為替変動要因まとめ
- ドル円続落
- 終値は145.39円と前営業日の145.84円と比べて約45銭のドル安水準。
- 週の初めから相場は上昇しており、17日には一時146.56円と昨年11月以来の高値を更新していました。
- 週末を前にしたポジション調整の売りが主要な要因として、ドル売りが優勢になりました。
- 市場は米国の金融引き締めが長期化する可能性や中国経済の減速が世界経済に与える悪影響を懸念し、これによるリスク回避の動きが顕著となりました。
- 世界的に株式相場が下落したことも、円を求める動きを強化しました。
- 米国の長期金利の低下も相場の圧迫要因となり、一時144.93円と日通し安値を更新する場面もありました。
- 144円台での水準では、押し目買いの意欲も見られ、引けにかけては下げ幅が縮小しました。
- 米長期金利の低下が緩和されたことも相場を支えました。