こんにちは、採掘師です。
2023年8月17日の為替・株価に関して、振り返りをします。
目次
1日の振り返り
17日午前中に、ドル円が146.5円に到達しましたが、その後は146円を割り込んでの下落となりました。
米国10年債利回りの上昇等、ドル買い要素はありましたが、中国を基点としたドル売り圧力の強まりにより、ドル円は下落方向に進んでいます。
ある意味、ドル円が円高方向に進むことで為替介入のリスクが後退し、ポジションを補充するタイミングかと思いますので、様子を伺いつつ反転のタイミングを見守りたいと思います。
2023年8月17日の成績

取引回数 | 決済回数 |
---|---|
11 | 8 |
為替
為替に関しては、午前6時〜翌日午前6時までの範囲でとりまとめています。
各通貨の強弱

株価の終値
日本株価指数
指数 | 終値 | 前日差 |
---|---|---|
日経平均株価 | 31,597.50 | -192.50 |
米国株価指数
指数 | 終値 | 前日差 |
---|---|---|
NYダウ | 34,474.83 | -290.91 |
S&P500 | 4,370.36 | -33.97 |
ナスダック総合 | 13,316.93 | -157.70 |
ナスダック100 | 14,715.81 | -160.66 |
気になる経済指標
日本
公表時間 | 通貨 | イベント | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
08:50 | 円 | 機械受注【前月比】 | -7.6% | 3.6% | 2.7% |
08:50 | 円 | 機械受注【前年同月比】 | -8.7% | -5.5% | -5.8% |
08:50 | 円 | 対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債) | 4388億円 | — | -3346億円 |
08:50 | 円 | 対外対内証券売買契約等の状況(対内株式) | -594億円 | — | 2272億円 |
08:50 | 円 | 貿易統計(通関ベース:季節調整前) | 430億円 | 246億円 | -787億円 |
08:50 | 円 | 貿易統計(通関ベース:季節調整済) | -5532億円 | -4609億円 | -5572億円 |
13:30 | 円 | 第三次産業活動指数【前月比】 | 1.2% | -0.2% | -0.4% |
※公表時間は、日本時間で表示しています。
オーストラリア
公表時間 | 通貨 | イベント | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
10:30 | 豪ドル | 新規雇用者数 | 3.26万人 | 1.50万人 | -1.46万人 |
10:30 | 豪ドル | 失業率 | 3.5% | 3.6% | 3.7% |
※公表時間は、日本時間で表示しています。
EU・スイス
公表時間 | 通貨 | イベント | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
18:00 | ユーロ | 貿易収支(季節調整済) | -9億ユーロ | 40億ユーロ | 125億ユーロ |
18:00 | ユーロ | 貿易収支(季節調整前) | -3億ユーロ | — | 230億ユーロ |
※公表時間は、日本時間で表示しています。
アメリカ
公表時間 | 通貨 | イベント | 前回 | 予想 | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
21:30 | ドル | 新規失業保険申請件数 | 24.8万件 | 24.0万件 | 23.9万件 |
21:30 | ドル | 失業保険継続受給者数 | 168.4万人 | 170.0万人 | 171.6万人 |
21:30 | ドル | フィラデルフィア連銀製造業景気指数 | -13.5 | -10.0 | 12.0 |
23:00 | ドル | 景気先行指標総合指数【前月比】 | -0.7% | -0.4% | -0.4% |
※公表時間は、日本時間で表示しています。
主要な重要イベント
主要なイベントはありませんでした。
為替変動要因まとめ
- ドル円反落
- 終値は145.84円と前営業日の146.35円と比べて約51銭のドル安水準。
- 中国当局が人民元の急激な変動を防ぐために介入を強化するとの報道を受けて、対人民元を中心にドル安が進行しました。
- 欧州市場の流れを引き継いでのもので、アジア時間には一時146.56円まで上昇しましたが、これによる利益確定の売りも出やすい状況でした。
- 日通し安値を付ける場面もありました(一時145.62円)
- 前日の安値145.31円がサポートとして機能し、これを受けて買い戻しが優勢となりました。
- 米10年債利回りが一時4.3256%と高水準を付けたことも相場を支援する要因となり、一時146.30円近辺まで値を戻す展開となりました。
- 米国株相場が一時320ドル超の下落を記録するなど軟調な動きとなったため、リスク回避の円買いが優勢になり、一時145.64円まで戻される場面もありました。