高貸株金利銘柄で、キャッシュ・フローを改善する

こんにちは、採掘師です。

私が行っている、投資手法の1つである高貸株金利銘柄によるキャッシュフローの改善方法をご紹介します。

貸株金利とは

保有している個別株や、ETFを証券会社に貸出すことで金利を受け取ることができる仕組みです。

いうなれば、株のレンタル料を証券会社からもらうことができるサービスになります。

受け取れる額は、下記のような式で表されます。

 1日の受取額 = 終値 * 貸株金利 * 保有株数

一般的に、貸株金利は0.1%程度が大半です。

しかし、証券会社によっては1%以上の貸株金利や、17%という超高額な貸株金利を設定している銘柄もあります。

高貸株金利の魅力

高貸株金利には、下記のような魅力があります。

  • 1日ごとに、貸株金利分の金利収入を得ることができる。
    • 受け取りは翌月に一括で入金されます。
  • 毎月高額の現金が、入金される。
  • 貸株金利が低くなっても、売却益を狙うこともできる。
    • 購入時よりも高く売ることができる場合に有効
  • 基本保有しておくだけででOK。

一番の魅力は、配当のように現金で入金されることです。
現金であれば、他の商品の購入資金に充てることもできます。

また、現金の入金額を見るのは、投資における最大の喜びでもあります。

高貸株金利の注意点

高貸株金利の銘柄を購入するときは、下記のような注意が必要です。

  • 貸株金利は、毎週更新されるため金利は一定ではない。
    • 上がることもありますが、大きく下がることもあります。
  • 貸株金利による収益は、雑所得扱いになる。
  • 取り扱い証券会社により、同じ銘柄でも金利が異なる。
    • 比較対象がある方が良いので、複数の証券会社が出している情報を確認するのが良いです。
  • 貸株金による収益は、株価に影響を受ける。
    • 急騰は良いのですが、急落すると翌月の収益が大幅に下がります。
  • 会社によっては、優待条件の長期保有年数を満たしていても無効になる場合がある。
    • 貸株時は、本人が保有していない状態になります。
    • 優待や配当時期直前に自動で、口座に戻してくれる証券会社もありますが、その時期以外にチェックをされる企業の場合は貸株を避ける必要があります。

私の購入基準

私が、高貸株金利銘柄を購入する際の基準をご紹介します。

  • 貸株金利が、5%を超えている。
  • 株価が、過去2年程度で底値近辺の価格になっている。
    • 株価の上昇を確信できる銘柄を見つけることが重要

私は、ある程度企業が業種が分かりやすい銘柄を購入する傾向があります。

特に、AI関連の銘柄の場合、業績と株価の乖離が大きい場合があるので、購入を検討することが多くあります。

また、株のバーゲンセールが来たときは売却益も見込めるので、日々チェックしています。

まとめ

高貸株金利投資は、毎月ある程度の現金を確保することができる投資方法です。

高貸株金利の魅力がなくなったときは、売却もできるので非常に柔軟に運用ができる方法でもあります。

投資方法の1つとして参考になれば幸いです。